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Author:メシダ・イワン
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2008/12/03 08:56|

江崎玲於奈 (73年ノーベル物理学賞) 

☆ミーハー企画・第一弾☆

 さ〜て、そろそろ、私の科学者に対するミーハーっぷりをご紹介しましょう!

 私は98年に開催された、読売新聞主催「ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム・21世紀の科学はどうなっていくか」に参加しました。そこには、医学・生理学賞から利根川進博士(87年受賞)、化学賞から李遠哲博士(86年受賞)、そして物理学賞から江崎玲於奈博士(73年受賞)が参加されていました。
 初めてノーベル賞受賞者に出会った私は、大興奮!ひとことも聞き漏らすまいと、真剣に聞き入りました。




 そのとき、江崎博士はひとことひとことをゆっくりとお話くださいました。
それまで私は学会発表で、自信満々に機関銃のようにしゃべりまくる研究者を見て「ああいうふうにならなければいけないんだろうか」と思っていました。
しかし、江崎博士の姿を通して、そうでなくてもいいんだ 「聴衆に伝わる話し方をすればいいんだ」 と教えていただきました。



三人の方が共通して語っていらっしゃったのは

「海外(アメリカ等)で研究して気が付いたのは、アジアの儒教的な年功序列の思想は科学的思考の発展の妨げになる」
といったことでした。つまり

「年上の人間に意見できない風潮は、科学的ディスカッションを発展させにくい」


とのこと。

(わかる〜!!ねえ、みなさん)

お三方とも海外(アメリカ)では、大学院生でもノーベル賞学者に堂々と意見を言えることを例にあげていました。

さらに李博士は

「ポーリング博士は、自分のDNA構造の予測がはずれて、当時若い研究者だったワトソンとクリックが正しい構造を発表したことを大変喜んでいた」

(ポーリング博士(54年ノーベル化学賞受賞)は、「DNAは3重らせんだ」と予測していました。ワトソンとクリックは62年にノーベル医学・生理学賞受賞)

と語ってくれました。



そして、このフォーラムの焦点「21世紀の科学はどうなっていくか?」の結論はお三方とも・・・






「わからない」


とのこと。





そんな〜!!


でも、共通の結論は


「これからの若い研究者にかかっている。だからこそ、若い研究者を育てていくしかない」

とのことでした。



はい!先人たちに学び、21世紀の科学を創って行きます!
ねえ、みなさん!!


江崎玲於奈・著作



あ、利根川進博士は、また別の回にご紹介します。
 



余談ですが・・・
ノーベル賞受賞当時の江崎博士ったら、本当にハンサムです。
Leo Esaki-Biography
2006/01/26 17:13|すごい科学者たちTB:0CM:6

コメント

大人という生き物は(はぁ〜)
 一方では“若者は夢を持て!”とか“個性が大事”などと言っておきながら、“夢ばかり見てるんじゃない!”とか、“大人の言うことは聞くモンだ”とか。結局自分たちに都合の良い“個性”だけを評価するわけです、奴らは(笑)。彼ら、大人の価値観と相まみえない個性にぶつかると、とにかく怒る、すねる、怒鳴る。こりゃもう、ちっぽけな権力者。“常識”に凝り固まった彼らの脳みそは完全に柔軟性を失って、新しい考えを受け入れられないでいるわけですな。若者の立場から言わせてもらうと……もう41だけど(笑)……そういう態度で来られると、やっぱり意見し難いですよ、ホント。
 確かアインシュタインは、自分の学説を否定したハッブルと議論した結果彼の新説を受け入れ、自分の学説の過ちを素直に認めたと聞いたことがあります。ちっぽけな権威に縛られず、真実の探求に魅せられた人たちなんでしょうね。ベロ出しアインシュタイン。ああいう子供っぽいとこ、結構好きです(笑)。
teco #1sOX0AOU|2006/01/26(木) 23:32 [ 編集 ]

>tecoさん
そうですよね。
本当に、「個性」を認められる社会になっていかないと、新しいことを作っていけませんね。
みんな同じだったら、物事に対する反応も同じで、ぞっとします。
特に、最近のメディアの「ホリエモン」叩き(もちろん犯罪者だから、断罪されなければいけませんが)は、どれもこれも同じ論調に見えて、ぞぞっ〜とします。


私もアインシュタインが好きです。
ユーモアがあるところとか、
誠実なところとか、
平和主義者のところとか。
今後、アインシュタインの人間性に注目して、紹介できればいいな、と考えています。


メシダ #-|2006/01/28(土) 00:09 [ 編集 ]
いいですねぇ!
 ホリエモンには、ヤッカミ100%でザマァ見ろ! 的なところがありますが(笑)、マスコミって相変わらずですね。自分たちだけは、絶対正義。反省は言葉だけ。「本音で行こう」という“建前”を連発(笑)。

 アインシュタインの人間性ってのは、興味アリです。核兵器を進言したのも彼なら、日本に対しての使用に深い悲しみを抱いてくれたのも彼。元々日本贔屓のハズだから、複雑な思いだったんでしょうね。

 自分のなかで、天才=アインシュタインなんですけど、それ以上に人間味を感じるのは、なぜでしょうね。興味深い人物です。
teco #1sOX0AOU|2006/01/29(日) 23:00 [ 編集 ]

>tecoさん

ホリエモン事件については、柳田充弘先生が2006.1.23付けのブログで、

わたくしの興味もここまでです。ここから先は、通常あまり面白くないからです。
いわゆる事件がミドル化しました。ここからの騒ぎは大騒ぎになればなるほど真実が出てこないし、2,3年先になって、関係者の手記が出るまでは、バランスのとれた情報を得ることは、日本では不可能ですから。
(中略)
わたくしは、ホリエモンの弁護人がいない状態で報道をつづけるのはマスコミ人の恥辱だと思って欲しいと声を大にしていいたいのです。


と、書かれているのを読み、大変に共感いたしました。

<柳田充弘の休憩時間>
http://mitsuhiro.exblog.jp/

v-438せんせ〜い、引用させていただきましたよ〜。
柳田先生のブログにはコメント欄がないので、ここで失礼しました。)



また、ブログサーフィンをしていたら、アインシュタインを取り上げたすばらしいブログに出会いましたよ。

Medkidさんの<理論医学へ>
http://theoreticalmedicine.sblo.jp/

アインシュタインなどの理論家の言葉から、病気の理論解析に必要な視点を考察されているそうです。
メシダ #-|2006/01/29(日) 23:39 [ 編集 ]

あー、江崎先生のお話!
先日、当研究所にお見えになったときにうかがいました。
感動しますよねぇ
(^・ェ・^)(^._.^)(^・ェ・^)(^._.^)ウンウン

しかし・・・こんなにハンサムだったのか・・・
←・・・・・・(´ω_`。) ジーッ
sachi #JyN/eAqk|2006/02/27(月) 19:41 [ 編集 ]

>sachiさん
ご訪問ありがとうございます!

江崎先生のお話、そしてこのフォーラムの結論は私自身、時がたつにつれてさらに身に迫って感じます。

実は、このとき質問用紙に「若い研究者の教育は具体的にどのようにされていますか?」と書いたら、取り上げられたんです。
残念ながら、その回答はいまいちはっきりしないものだったので、覚えていません。

自分自身、どんな研究者になっていったらいいのか?
後輩をどう育てていったらいいのか?

それは、先人たちに学び、自分で選択するしかないなあ〜と思っています。
メシダ #-|2006/02/27(月) 22:49 [ 編集 ]

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